【桜の歴史】桜が咲くのは日本だけでなかった!?『桜』は日本が作りあげた文化!!
今週のお題『桜』
みなさんは桜の起源や、いつから花見をするようになったか知っていますか。
桜は、北半球の温帯地域に咲いており、中国、朝鮮半島などのアジア地域に多くある植物なのです。
桜は実をつけるようになり、これがサクランボになるのです。日本でよく見る桜は、苦い実をつけて食べれませんので注意してください。ヨーロッパでは、品種改良により、きれいに咲く桜の木ではなく、おいしい実がなる桜の木が多く植わっています。
『神が宿る木』
日本では、古くから、穀物の神様が宿るとされていて、稲作に非常に密接しています。『サクラ』という名前にも意味があり、『サ』は、コノハナサクヤヒメという女神の名から、『サ神』を表しており、『クラ』は、神が座する場所という意味合いがあります。
コノハナサクヤヒメは、古事記にもでてき、富士山の守護神です。天照大神の系譜でもあり、初代天皇でもある神武天皇の曾祖母にもあたります。
『時代ごとによる桜』
花見はもともと貴族の間で流行っており、平安時代より前は『花見=梅』でしたが、遣唐使の廃止により、『花見=桜』に変化していきました。
花見が庶民に広まったのは、1720年、八代目将軍、徳川吉宗(暴れん坊将軍)が『享保の改革』の一環でサクラを植樹し、花見客用の飲食店を作りました。
それ以降、花見は各地で行われるようになり、一般的なものと変化していったのです。
~あとがき~
初めて知ることが多く、驚きの連続でした。
起源を知ることで、ものごとの見える景色や捉え方が変わるので、知識を深めていきましょう。