7つの大罪が面白い!!意外と知らない欲望の種類と悪魔!!
みなさんは、7つの大罪と聞いたことはありますか?
最近では漫画にも多く描かれており、鋼の錬金術師や7つの大罪など、知っている人は多いのではないでしょうか。
7つの大罪とはキリスト教で最も重い罪にがあり『7つの死に至る罪』と言われ、人間に罪を犯させる感情や欲望のことです。
4世紀エジプトの修道士エブァグリオスの修行論が起源といわれ、時代の変化とともに変わってき、今の有名なものは6世紀のグリゴレアス1世や13世紀のトマスが改訂したものにあたります。
最初は、虚栄、嫉妬、怒り、悲嘆、強欲、腹の貪食、淫蕩の7つであり、時代の移り変わりによって、現在は、傲慢、強欲、嫉妬、憤怒、色欲、暴食、怠惰の7つになりました。
それぞれに象徴とされる悪魔も存在しているので詳しく見ていきましょう。
7つの大罪とそれに付随する悪魔を紹介しましょう。
傲慢(プライド):天使でも最上位にあたる熾天使(セラフィム)から神に反乱を起こし堕天した魔王ルシファー。自分が神とに成り代われるという傲慢からきてい、神とも同等の力があるとされています。
強欲(グリード):マモン。人の金銭欲を満たすかわりに命を奪うといわれています。金銀を掘り出すことを人間に教えたともされています。誇りよりも金銀財宝を優先するところから強欲の象徴とされたのです。
嫉妬(エンヴィー):レビィアタン。神に創造されたといわれる海を支配し狂暴な怪物。繁殖を恐れた神にオスを殺され、メスは地獄に落とされました。嫉妬から嘘をつく悪魔として非常に有名です。
憤怒(ラース):悪魔の王サタン。神に仕える身でありながら神に反逆し堕天使となった、悪魔の王サタン。アダムとイブの有名な話で、知恵のリンゴを食べるようにそそのかしたのがサタンともいわれ、以降神の敵対者となっています。
色欲(ラスト):アスモデウス。悪魔になる前は天使の中でも上位に位置するNo2の智天使だったといわれています。自分に対して敬意をもって接することで知識を分け与えていた。歪んだ愛によって起こる問題はアスモデウスによるものだともいわれています。
暴食(グラトニー):ベルゼブブ。最初は豊穣の神だったが、キリスト教から蠅の王と迫害され悪魔の君主とされるおうになり、サタンと同等の魔王といわれています。蠅が貴重な食糧を腐らせるところから暴食を司るようになりました。
怠惰(スロース):ベルフェゴール。女嫌いで人の生活を盗み見ることができる悪魔。もと豊穣の神だった。結婚することは不幸になるという結論をだし、愛することを諦めたことが怠惰の原因となっています。以降、多くの愛を奪う怠惰の悪魔として有名になりました。
このように人間の感情からくるものを7つの大罪と呼んでいます。
2,008年にこの7つが以下に変化をしています。
・遺伝子改造
・人体実験
・環境汚染
・社会的不公正
・人を貧乏にさせる事
・鼻持ちならない程金持ちになる事
・麻薬中毒
これはバチカンのローマ教皇が発表したもので、人の感情から周囲に及ぼす影響に変化していったものです。
今回はさわりの部分を紹介したので、興味があれば調べてみるのも面白いでしょう。