いまさら聞けないうるう年とは!!歴史は古代エジプトまで遡る!?
今週のお題「うるう年」
みなさんは、うるう年って何のために設けられた日か知っていますか?
4年に1度あることは全ての人が知っているでしょう。
現在ではほとんどの国での1年はグレゴリオ暦を使用しています。
太陽を1年(365日)かけて1周するのは知っているでしょう。
しかし、厳密にいうと365日ではなく、約365.2422日かかり4年で約1日の誤差が生じるのです。この誤差を修正するために作られたのが、うるう年となります。
【古代エジプト紀元前3000年】
太陽暦の歴史は古代エジプトまで遡ります。
いまからおよそ5000年も前にできた世界最古の王政国家から続いています。
当時は365日と考えられており、うるう年はありませんでした。
その後、古代ローマのユリウスが観測結果をもとに紀元前45年、いまから2000年以上前に365.25日と修正しました。
古代ローマでは2月が年の終わりだったため、2月にうるう年があることで調整しやすかったため、いまの2月になったともされています。
しかし、実際には365.2422日なので誤差が生じるとのことで、1582年のローマ教皇であるグレゴリオが修正をかけ、現在のグレゴリオ暦になりました。
【うるう年は4年に1度ではない】
うるう年は4年に1度だと思っているかもしれませんが、実際はそうではありません。
4年で約44分程度の誤差が生じています。
その結果2400年に4年に1度ではない調整日がきます。
ちょっと先のことなので実感ありませんが、うるう年ではない不思議な日が来るのです。
【さいごに】
ちょっとした歴史を調べてみると非常に面白いでしょう。
そんなに昔からどうして調べることができたのかと謎が詰まっています。
繁栄しすぎた文明は滅びるとよく聞きますが、歴史を調べると実際にどうなっていたのかロマン溢れ、楽しめるのでオススメします。